洗車機のブラシの種類について徹底解説!
ブラシの種類を知って、最適な洗車機を利用しよう
2022.07.27
ひと昔前の洗車機のイメージから、洗車機はブラシによる傷がつくのではと心配に思う方もいるでしょう。しかし、現在の洗車機ブラシはどんどん進化しています。この記事では、洗車機のブラシについて詳しくご紹介します!ブラシについて詳しく知ると、安心して洗車機を使えるようになりますよ。また、よくある疑問や質問などもまとめました。ぜひ、参考にしてくださいね。
Contents
01 洗車機のブラシの種類ってどんなものがあるの?
洗車機の重要なパーツの一つとして、ブラシが挙げられます。ブラシの種類によって傷つきやすいものもあれば、逆に傷つきにくく汚れが落ちやすいブラシもあります。ブラシの種類を知っておくことで、安心して洗車機を使えるようになるでしょう。ここでは、ブラシの種類や特徴を紹介します。
プラスチックブラシとナイロンブラシ
まずは、「プラスチックブラシ」と「ナイロンブラシ」です。ひと昔前は、洗車機のブラシの主流として用いられていました。ブラシを高速回転させて洗浄するため、汚れが落ちやすいのが特徴です。しかし、素材が硬いという特徴があるほか、砂や塵などのゴミがブラシに付着しやすく、傷がつきやすいとされています。現在は、これらのブラシを使用している洗車機は滅多にありません。
ゴムブラシ
「ゴムブラシ」は、プラスチックブラシやナイロンブラシの次に登場しました。プラスチックブラシとナイロンブラシよりは洗車傷がつきにくくなりましたが、汚れ落ちが少々弱い特徴があります。最近では、ナイロンブラシとゴムブラシを融合させたような新しい「リップルブラシ」というものが出回っています。ナイロンブラシに特殊なゴムを配合することで、ソフトに洗車をすることが可能です。ただし、塗装面のクリア層が劣化しているような古い車を洗うのは控えた方が良いでしょう。
布ブラシ
次に、「布ブラシ」です。プラスチックブラシやナイロンブラシのように素材が硬くないため、傷がつきにくいのが特徴です。一時期は、布ブラシがドアミラーなどに巻き付いて破損するケースが多発したこともありました。しかし、最新の布ブラシ「ソフトロール」は、布の形状が円形なので巻き付く心配はありません。さらに、特殊な製法によって耐久性や静音性を高めた洗車専用の高級不織布を採用しています。
スポンジブラシ
現在主流になっているのが「スポンジブラシ」です。布ブラシと同じように素材が柔らかいので、洗車傷がつきにくく車体にとって優しいブラシと言えます。最新のスポンジブラシ「NEWマシェル32」は、従来のマシェル32よりも直径を850mmから980mmにしたことで、洗浄力がアップしています!
最新の洗車機では、スポンジブラシのボリュームアップにより、隅々までしっかりブラシが当たるようになっているのが特徴です。軽自動車から大型のバンのようなボディサイズまで対応しており、洗車時のブラッシングの音も従来通りの静音性を実現しています。また、ホイールを洗うブラシも年々性能が向上していて、タイヤやホイールについた汚れもしっかり洗浄できるようになっています。
02 ブラシのない洗車機も登場!
ブラシによる傷がどうしても心配な方には、ブラシのない「ノンブラシ洗車機」がおすすめです。ノンブラシ洗車機は、ブラシではなく高圧水のみで洗浄します。水圧だけで汚れを落とす仕組みなので、コーティングを施している車でも安心して洗車ができるでしょう。さらに、ブラシによる砂や塵の摩擦がまったくないので、車体に傷をつける心配がありません。
ブラシの場合は、汚れ残りなどがブラシに付着して傷の原因となってしまう可能性がゼロとは言えません。そのようなリスクがないのは、愛車を大事にしたいと思う方にとって嬉しいポイントです。頑固な汚れを落としたい場合は、ブラシの洗車機と同様に予洗いするのが良いでしょう。洗車機に入れる前にある程度の汚れを落としておくことで、よりきれいな仕上がりが期待できます。
03 洗車機ブラシについてよくある質問
洗車機ブラシってきれいなの?
「洗車機ブラシが汚れていたら傷がつくのでは?」と心配に思う方もいるでしょう。毎日何台も洗車をしているので、「そもそも洗車機ってきれいなの?」と疑問を抱くこともあるかもしれません。
結論から言うと、洗車機ブラシはきれいです。泥だらけの車を洗浄しない限り、滅多に砂や塵がつくことはないでしょう。なぜなら、現在使用されているスポンジブラシは、車の汚れを落とす性能が高いだけではなく、ブラシ自体が汚れにくくなっているからです。さらに、洗車機によっては洗車を1回するごとにブラシの自動洗浄が行われるものもあります。
洗車機ブラシのメンテナンスは?
洗車機には必ず操作パネルがついており、ここから点検モードにすることでメンテナンスが可能です。洗車機の運営会社が日常的に点検する項目のなかには、洗車機ブラシの点検も含まれています。針金などの異物はもちろん、砂や塵が付着していないかを確認します。また、ブラシの交換時期の目安としては、洗車台数が4万5千台~6万台ほどです。
洗車機は洗車をした台数を記録しているため、交換時期を把握することも可能となります。ブラシの交換時期が近づいてきた時には、ブラシが劣化していないかなども合わせてチェックをしているので安心です。
洗車機ブラシで傷はつく?
現在の洗車機ブラシは、とても進化しています。ひと昔前のブラシとは違い、素材も柔らかく傷がつきにくいのが特徴です。さらに、洗車機自体も機能が充実しています。水を噴射しながらの洗車になるので、ブラシによる摩擦が軽減されます。
ブラシを押し当てて洗浄しているように感じますが、実は押しつける圧力は手洗い洗車よりも洗車機の方が弱いのです。そのため、高い洗浄力を保ったソフトな洗車ができます。また、ブラシ自体も吸水性が高いので、車とブラシの摩擦を極限まで減らすことを可能にしています。このようなことから、洗車機ブラシで傷がつくリスクはほとんどないと言ってもいいでしょう。
04 洗車機のブラシは驚くほど進化している
ブラシの種類はいろいろありますが、現在設置されている洗車機のブラシは、ほとんど傷の心配をせずに使えるものがほとんどです。洗車機ブラシの種類の見分けがつかない時は、なるべく新しい洗車機を選ぶようにしましょう。
現在のブラシは、毛量や毛の植え方、形状などを改良し、洗浄力アップや騒音ダウンを実現しています。これは、特定のメーカーに限らず、洗車機業界全体で見ても同じです。これからも洗車機は、どんどん進化していきそうですね!
05 進化したブラシで洗い放題!洗車機を利用するならWashPass
洗車機はどんどん進化しているので、しばらく洗車機を使っていない……という方は一度試してみてはいかがでしょうか。久しぶりに洗車をする方は、以前との差に驚かれるはずです。WashPassは、進化した洗車機を定額制で利用できます。ブラシ素材が向上しているので、よりソフトな洗車が可能です!今まで洗車傷が心配で利用していなかった人にも、WashPassはおすすめですよ。