洗車機で洗えるサイズの車にはどんなものがある?

サイズが合うかどうか確認しよう

2022.07.27

WashPas

「子どもが大きくなったから」「大きい車に乗りたいから」など、さまざまな理由でサイズの大きな車に乗っている方はたくさんいます。サイズの大きな車に乗っていると、洗車機で洗えるのか不安に思う方もいるのではないでしょうか。今回は、洗車機のサイズ制限や洗えるサイズの車、洗車機で洗う時にサイズが合わない車などについて紹介します。ぜひ、参考にしてください。

01 洗車機のサイズ制限とは?

「いざ洗車機で洗おうとしたけれどもサイズオーバーで洗車できなかった」なんていうことにならないためにも、洗車機のサイズ制限について知っておいた方が良いでしょう。洗車機には、「高さ制限」「車幅制限」「全長制限」が設けられています。

ほとんどの洗車機の場合、高さ2.3m以内、車幅2.3m以内、全長5.2m以内というサイズ制限が一般的です。洗車機によって多少の違いがありますが、ほとんどはこのような制限になっています。つまり、これよりもサイズが大きい車は、手洗い洗車をしなければなりません。コイン洗車場で高圧洗車型洗車機を利用するのも良いでしょう。

サイズ制限については洗車機本体などに書いてあるので、心配な方は洗車機を利用する前に確認してみるのがおすすめです。サイズオーバーしている場合、そのまま洗車機を利用してしまうと車が破損する可能性があります。さらに、洗車機が故障するリスクもあり、トラブルに巻き込まれるかもしれません。サイズオーバーしている車は、絶対に洗車機で洗車しないようにしましょう。

02 洗車機で洗えるサイズの車にはどんなものがある?

洗車機で洗えるサイズの車にはどんなものがある?短時間で洗浄からワックスがけ、乾燥までを自動で行ってくれる洗車機。時間や労力のかかる手洗い洗車とは、また違った魅力があります。しかし、洗車機にはサイズ制限があり、それを超える場合は洗車ができません。では、洗車機で洗えるサイズの車とはどんなものがあるのでしょうか。実際の車種のサイズを例にあげて見ていきましょう。

軽自動車のサイズ

まず、軽自動車です。現在の規格の規定では、サイズが高さ2.0m以内、車幅1.48m以内、全長3.4m以内と決められています。洗車機のサイズ制限と見比べてみると、軽自動車は余裕で洗車できることがわかります。

普通車のサイズ

次に普通車です。普通車は、さまざまな車の形状があります。それぞれの車によって多少の誤差はありますが、一般的なサイズは次のとおりです。セダン型のサイズは、高さ1.4m、車幅1.7m、全長4.5mです。セダンよりも少し大き目のSUV車の場合は、高さ1.7m、車幅1.8m、全長4.9mとなります。どちらもまだまだ余裕で洗車機を利用できるでしょう。

ミニバンのサイズ

普通車のなかでも一番大きいミニバンのサイズは、高さ1.9m、車幅1.8m、全長4.9mです。これでも洗車機のサイズ制限を超えることはありません。このようなことから、一般的な国産車の車であれば問題なく洗車機を利用できると言えます。ただし、ハイエースなどの大きな国産車は対応サイズを確認する必要があるでしょう。

03 洗車機で洗えない車もある?

洗車機で洗えない車もある?国産車なら、ほとんど洗車機を利用できることがわかりましたね!では、洗車機で洗えないのはどんな車なのでしょうか?洗車機を利用するうえで洗えない車の特徴を知っておけば、より安心して洗車機を利用することができます。では、見ていきましょう!

洗車機を利用できない車の特徴

洗車機を利用できない車の特徴として、「サイズ制限を満たしていない」、「外車」、「ドレスアップ車やルーフボックス装着車」などがあげられます。サイズ制限を満たしていない車とは、主に中型車や大型車です。トラックやダンプ、アルミバンをはじめ、工事用車両などもほとんどサイズに合いません。

また、普通車でも注意しなければならない車種があります。同じ車種でも、グレードによってはサイズ制限を超えてしまうのです。具体的には、トヨタハイエースのスーパーロングがあげられます。この車は、全長が5.38mなのでサイズオーバーとなります。また、同じ理由でセンチュリーやメルセデス・ベンツSクラスも洗車機は利用できません。

洗車機を避けた方がいい車

サイズ制限内におさまっている車なら洗車機を利用できますが、基本的にはノーマル車両であることが前提です。フェラーリやポルシェなどの高級スポーツカーもできれば避けた方がいいでしょう。

ちなみに洗車機を利用できるギリギリサイズの車の一例をあげるとすると、シボレーのタホだそうです。高さ1.9m、車幅2.0m、全長5.1mで、なおかつノーマル車両なので範囲内には入っています。ただし外車は、ドアミラーやナンバー、バンパーなどの取り付け強度の問題があり、輸入車全般を利用禁止にしている洗車機もあるので注意しましょう。

また、国産車かつサイズ制限内におさまっている車でも、ドレスアップしている車やルーフボックスを装着している車は、洗車機を利用できません。特殊なボディーカラーを施している車や破損がある車も同様です。

04 大型車用洗車機もある

大きなサイズの車を洗車機で洗いたい場合、手洗い洗車や高圧洗車型洗車機を利用するしかないのでしょうか。多少のサイズオーバーならともかく、大型トラックやバスを手洗い洗車するのは気の遠くなる作業です。しかし、そんな方に朗報です。実は、大型車用洗車機というものがあります。

注目の集まる大型洗車機

ここ近年、トラック関連業界の展示会などでは、大型車用洗車機が注目されています。トラックやバスなどの大型車両だけではなく、車高1.85m以上の商用ワゴンなども洗浄できます。高さは6メートルほどで、まるで巨大なロボットのような大きさです。一般的な洗車機と同じように、指定された場所に車を配置すると自動的に車種を判別します。センサーでボディー形状を判別しながら適切なブラッシングを行い、早いコースだと約4分で洗浄が可能です。

大型洗車機の導入が増加中

大型洗車機の導入が増加中最近では、大きな街道沿いのガソリンスタンドをはじめ、運送会社やバス会社では、大型車用洗車機を導入するところが増えてきています。洗車機には水が必須ですが、大型車用洗車機の場合その量はとても大きなものです。そのため、古い型の大型車用洗車機では、水道料金のランニングコストが大きな負担になるケースがありました。しかし、最新の大型車用洗車機では1回の水の使用量が今までの半分以下となっています。さらに、現在一般的な洗車機で主流になっているスポンジブラシが、大型車用洗車機でも採用されています。大型車用洗車機でも、傷がつきにくくきれいな洗車が可能になってきたんですね!

05 洗車機のサイズ制限を知っておけば安心!

洗車機は、国内製造の車ならほとんどが洗車機を利用できます。それでも心配な場合は、一度サイズを確認してから洗車機を利用しましょう。なかにはサイズオーバーの車もありますが、そんな時は大型車用洗車機の利用がおすすめです!洗車機のサイズ制限を知って、自分の車のサイズに合った洗車機を使いましょう。

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