タイヤの汚れが気になる!

タイヤの洗浄方法をわかりやすく解説します

2022.08.29

WashPas

洗車してボディーはピカピカになのに、タイヤまわりに汚れが残っていては台無しです。タイヤは地面に直接触れる部分なので、実は一番汚れる場所!今回は、タイヤ洗浄の手順や注意点、方法などをご紹介します。

01 タイヤの汚れについて

タイヤは、車の各パーツの中で最も汚れやすいと言われています。常時地面に接しているので、路面の様々な汚れが付着してしまいます。タイヤの汚れについて、汚れの原因やタイヤを洗浄するメリット、おすすめの頻度などを紹介します。

タイヤの汚れってどんなもの?

タイヤは、地面にある砂やホコリを巻き込みながら走行しています。また、走行する場所によっては泥やオイルなどの汚れが付着することも。タイヤにはこれらの汚れが付着しやすいばかりではなく、一度付いてしまうと落ちにくいのが難点です。さらにタイヤの汚れで見逃せないのが、ブレーキをかける際に摩擦で生じる金属の粉末です。ブレーキダストと呼ばれる細かい黒い粉がホイールやタイヤに付いているのを見たことがある人も多いのでは?タイヤ自体が黒いのであまり目立ちませんが、実はたくさんのブレーキダストがタイヤに付着しています。

タイヤを洗うメリットは?

タイヤの素材はゴムなので、時間とともに少しずつ劣化していくのは避けられません。しかし、正しい方法で汚れを除去すれば、タイヤを長持ちさせることができます。また、タイヤが黒くてきれいな状態だと、車全体が引き締まって見える効果があります。ボディーを洗う時には、タイヤやホイールも汚れていないかチェックしてみましょう!

タイヤもまめに洗ったほうがいい?

タイヤを頻繁に洗っていると、タイヤの劣化を早める原因となってしまうこともあるので注意が必要です。タイヤには劣化を防ぐための保護剤が配合されていたり、塗布されていたりします。タイヤを洗いすぎると保護剤がはがれ落ちでしまうことも!タイヤ洗浄は回数を増やすのではなく、正しい方法で頻度を守って行うことが大切です。

02 タイヤ洗浄に必要なもの

タイヤを洗う時には、いくつかの道具が必要です。ここでは、自分でタイヤを洗う時に必要な道具についてご説明します。

タイヤ洗いに必要な道具

自分でタイヤを洗う時に必要な道具は、タイヤ用のブラシかスポンジ、水をかけるホース、そして水分を拭き取るためのタオルです。水洗いで落ちる汚れであれば、シャンプーは使わないほうがいいでしょう。万が一すすぎ残しがあるとタイヤの寿命を縮めかねません。水をかける時には、高圧洗浄機を使うと水圧だけでかなりきれいにタイヤの汚れを落とすことができますよ!高圧洗浄機は、コイン洗車場にも設置されています。

ホイールやフェンダーも一緒に洗う時に必要なもの

ホイールも一緒に洗う時は、ホイール用専用ブラシがあると便利です。入り組んだ細かい部分までブラシが届き、きれいに洗えます。油汚れやブレーキダストが付着しているホイールには、ホイールクリーナーを使用しましょう。また、タイヤまわりを囲むフェンダーも汚れやすい場所のひとつ。せっかくなので、一緒に汚れを落としましょう。道具をそろえるのが面倒、そもそも洗う場所がないという方は、コイン洗車場を利用する方法もあります。

03 タイヤの洗い方

道具の準備ができたら、実際にタイヤを洗ってみましょう!タイヤを洗う手順や注意点についてご紹介します。

タイヤを洗う手順

1.タイヤまわりのフェンダーの汚れを落とす
まずはタイヤの周囲を覆っているフェンダー部分の汚れを落としましょう。タイヤより上にある部分なので、最後に洗うとせっかく洗ったタイヤやホイールを再び汚してしまう可能性があります。最初にフェンダーを洗っておくと、ほかの部分を汚す心配がありません。フェンダーを水で洗い流した後、ブラシを使ってきれいにしていきます。汚れがひどい場合は、カーシャンプーを薄めたものを使って洗いましょう。

2.タイヤのゴムの部分を洗う
タイヤのゴムの部分に水をかけ、ブラシで汚れを落とします。タイヤのゴム部分は、基本的に水洗いで十分です。高圧洗浄機を使うと、効率的に予取れを落とすことができますよ!この時、タイヤの状態も一緒に確認しておくと安心です。ひび割れや亀裂がないか、釘などが刺さっていないかチェックしましょう。また、タイヤのすり減り具合も見て、交換する必要があるかどうか確認することも大切です。タイヤの溝に小石や泥などが詰まっていたら、取り除いてきれいにしましょう。

3.ホイールもきれいにしよう
せっかくなので、ホイールも一緒に洗います。ホイールに付着している油汚れやブレーキダストは、水洗いだけではなかなか落とせません。ホイールクリーナーを使って、ホイール専用のブラシで磨いていきましょう。ホイールがピカピカの状態なら、車がより一層きれいに見えますよ!

4.水で丁寧に洗い流す
洗い終わったら、すすぎ残しがないように水で丁寧に流しましょう。高圧洗浄機がない場合は、ホースの水圧を高くして使います。高圧洗浄機はタイヤに近づけすぎるとタイヤを痛めてしまうことがあるので、適度な距離を保って洗うようにしましょう。

5.仕上げの拭き上げを行う
洗い流した後は、素早く水分を拭き取ります。特にホイールの部分はウォータースポットが残りやすいので注意が必要です。吸収力のあるタオルやクロスを数枚用意しておくと、作業がはかどりますよ!

タイヤを洗う時はココに注意!

「きれいに汚れを落とすためには、カーシャンプーを使ったほうがいいのでは……?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、タイヤのゴム部分を洗う時にはNGです。シャンプーの成分がゴムの劣化を引き起こすことがあるため、ゴム部分には使用を控えるのが無難です。基本的にタイヤのゴム部分を洗う時には「水洗いがベスト!」と覚えておきましょう。

04 洗車機で洗う方法について

タイヤは洗車機でも洗うことができます!洗車機のタイヤホイール洗浄は、基本メニューにオプションを追加する方法が一般的です。メーカーによっても異なりますが、タイヤホイール洗浄のオプションは200円ほどで、基本メニューの洗車時間にプラス約3分でタイヤとホイールをきれいに洗ってくれますよ!洗車機がタイヤ部分に高圧水を噴射して汚れを落とし、ホイール用のシャンプーを使ってブラシできれいに洗浄したあと、再び高圧水で洗い流してくれます。洗車機によって「タイヤ洗浄」「タイヤホイール洗浄」「ホイール洗浄」など様々なオプション名が付いています。「自分で洗うのは難しい。」という方は、試してみてはいかがでしょうか。

05 タイヤの洗浄も洗車機でラクラク!

今回はタイヤの洗浄について、手順や方法などをご紹介しました。「タイヤの洗浄についてよくわかったけれども、自分で洗うのはちょっと大変そう……。」そんな方は、洗車機の「タイヤ洗浄」メニューを利用してみましょう!

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