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車の塩害対策はどうする?

釣りやサーフィンで海に行った後はすぐに洗車しよう!

2023.03.31

WashPas

海釣りやサーフィンが好き!という方の中には、毎週のように「車で海に行く」という人も多いでしょう。特に夏場は海風が気持ちよく、海までドライブに出かける機会も増えてきますよね。海に行くなら、荷物をたくさん積める車での移動がやっぱり便利!しかし、車で海に行ったときには、車が錆びついてしまう「塩害」に注意が必要です。今回は、車の塩害と予防方法について詳しくご紹介します!

01 車に塩害が発生するのはどうして?

車には多くの金属が使われています。
ほとんどの金属には「錆びる」という性質があり、塩分が含まれていると錆びるスピードが急速に上がって金属を早く劣化させてしまうのです。
車の下回りは金属が剥き出しのため、特に注意が必要です。
塩害を放置すると金属部分が腐食してしまい、高額な修理費用がかかる場合があります。
塩害による被害が大きくなる前に、その原因を理解し、予防・対策をすることが重要です。

塩害が発生する原因としては、海の潮風や雪道にまかれる融雪剤の塩分などが挙げられます。
海の近くをドライブすると、潮風が車にあたるため、空気中に含まれる塩分が車体に付着してしまいます。

海釣りやサーフィンが好きで、よく車で海に行くという方は注意しましょう。
また、雪道では塩分を含む融雪剤がまかれているため、飛び跳ねた融雪剤が車の下回りに付着します。 特に高速道路を走行した後は、車の下回りに塩分がたくさん付着している状態です。 潮風や融雪剤に含まれる塩分が原因となり、車のボディや下回りなど、金属素材に錆びが発生します。

02 車の塩害が起こりやすい場所や時期

車の塩害を防ぐためには、どのような場所で塩害が起こりやすいか知っておくことが大切です。
塩害が起こりやすい場所や時期について、詳しくみていきましょう。

海に行く人は要注意!

海辺は塩害が起こりやすい代表的な場所です。
海の近くを車で走った際には、当然ですが車のボディが潮風にさらされます。
潮風にさらされることで車体に海水の塩が付着し、そのままにしておくと錆びつく原因に。
また、沿岸の道路には海水が蒸発した後の塩分が残っているため、雨の後などは海水が混じった水たまりができており、水が車に飛び散って塩分が付着してしまいます。
基本的に海の近くを走行したら、車に塩分が付着するものだと考えましょう。

台風の時期は内陸部でも注意が必要

台風の時期は内陸部でも塩害に注意が必要です。
台風の後には海水が風に巻き上げられ、沿岸の道路だけでなく、一見海からは遠いように感じる道路にまで海水が飛んできている場合があります。
風で飛んできた海水は蒸発した後も塩分が残ってしまうため、その道を車で走ると塩分が飛び散り、車に付着してしまう恐れがあります。
海が見えない場所でも、海が近くにある場合は台風の時期の塩害に注意が必要です。

冬の高速道路でも塩害になる

雪道を走った際には、道路の凍結防止でまかれる「融雪剤」が車体に付着することで塩害が発生します。
「融雪剤」の主な成分は塩化ナトリウムや塩化カルシウムなので、たくさんの塩分が道路にまかれている状態です。
そのため、冬に道路を走ると、雪と一緒に融雪剤も飛び散って車に付着してしまい、塩害の原因になってしまいます。
特に冬の時期の高速道路では融雪剤を使用することが多いので、走行後の塩害に注意しましょう。

03 車の塩害を予防する方法

金属パーツが多い車の下回りは目視で確認することが難しいため、錆びに気づきにくいかもしれません。
大切な愛車が知らないうちに錆びついてしまわないように、塩害はしっかり予防したいものですよね。 では、どのようにしたら車の塩害を予防できるのでしょうか?
車の塩害を予防する方法をご紹介します。

こまめに洗車する

塩害を防ぐには、こまめな洗車が重要です。
洗車をすることで、潮風や融雪剤など付着した塩分を洗い流して除去することができます。
すぐに錆びるということはありませんが、できるだけ早く洗車をした方がいいでしょう。
手洗いも良いですが、忙しい方はついつい後回しにしてしまうこともあるため、洗車機の利用がおすすめです!
こまめな洗車の習慣が、車の塩害を予防するためには欠かせません。

コーティングする

塩害の予防には、コーティング剤の使用がおすすめです。
塩害は、車の金属部に塩分が付着することで発生します。
コーティング剤は車体表面に膜を形成し、外部からの汚れや塩分をシャットアウトする効果があります。
コーティングは自分で行うことも可能ですが、洗車機を使った方が手軽にできておすすめです。
洗車機であれば車体をしっかりと洗浄し、表面の汚れや油膜を取り除いた後に、そのままコーティングをすることができます。
コーティングは塩害以外にも様々なものから車体を保護できるため、効果的な予防方法のひとつといえるでしょう。

定期的にメンテナンスする

洗車やコーティングの他にも、塩害を防ぐには定期的なメンテナンスが欠かせません。
定期的なメンテナンスで車の金属部の中心に各部品を点検してもらい、必要に応じて交換や修理を行いましょう。
車の下部など洗いにくい箇所の部品の間に塩分が付着して金属部品が錆びてしまうと、故障や様々なトラブルにつながりかねません。
金属部品の隙間に塩分が付着して錆び始めると、あとは広がる一方です。
定期的なメンテナンスで各部品を点検することで、塩害を予防できるでしょう。

04 車の塩害予防に効果的な洗車方法

様々な塩害を予防する方法を紹介しましたが、その中で最も手軽にできるのが洗車です。
ここでは塩害を予防するために、より効果的な洗車方法について紹介します。

車全体を水洗いする

まずは車全体、ボディを中心に水洗いをしましょう。
これは手洗いでも洗車機を使用した洗車でも変わりません。
最初はスポンジやクロスなどは使用せず、水を勢いよく出して洗い流します。
これは車の表面についた砂や埃、塩分を洗い流すためです。
砂や埃などを洗い流さずにスポンジなどで擦ってしまうと、車体に傷をつけてしまう恐れがあるので気をつけましょう。

車の下回りもしっかり洗浄

塩害を防ぐために、車の下回りを丁寧に洗浄しましょう。
下回りは特に塩害が起こりやすい場所とされているため、特に注意が必要です。
車の下回りは雪や海沿いの水たまりなどが飛び跳ねやすく、塩分が付着している可能性が高い場所です。
錆びやすい金属部品が剥き出しになっているので、丁寧に洗い流す必要があります。
洗車機ならオプションで下回り洗浄を選択できるので、利用してみてはいかがでしょうか。
フロントやサイドのボディ周りだけでなく、ホイールなども重点的に洗浄して塩害を予防しましょう。

洗車後は丁寧に拭き上げ作業をしよう

洗車のあとは、拭き上げ作業を丁寧にすることが大切です。
水でしっかり洗い流したとしても、その水の中には汚れや塩分が含まれている可能性があります。
クロスなどでしっかり水分を拭き上げて、塩害による金属の劣化を防ぎましょう。

05 洗車機を利用して車の塩害を防ごう!

車の塩害を防ぐには、こまめな洗車が欠かせません。
釣りやサーフィンが好きでよく海に行くという方は、特に注意してこまめな洗車を心がけましょう。
よく洗車する人には、洗車機で洗い放題のサブスクがおすすめです!

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