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車の花粉・黄砂汚れを落とす方法と対策!

春は洗車頻度を高くしよう

2023.02.28

WashPas

段々暖かくなってきて、過ごしやすい日が増えてくる春先。
ドライブ日和でお出かけする方も多いのではないでしょうか。
しかし、2月~5月にかけて飛散する花粉や黄砂は、車にも様々な影響を及ぼすので注意が必要です。
今回は、車に付着した花粉や黄砂の洗車方法や予防策などをご紹介します。

01 黄砂や花粉の飛散時期はいつ?

花粉や黄砂は、いつごろから飛散するのでしょうか。
それぞれの飛散状況を詳しく見ていきましょう。

黄砂が飛来する時期はいつ?

黄砂は、例年3月~5月ころに、中国のゴビ砂漠やタクラマカン砂漠、黄土高原などから海を越えてやってきます。
黄砂が巻き上げられる高度は数千メートルにも達すると言われていて、偏西風にのって運ばれ日本中に飛散します。
黄砂には砂や埃が混じっていて、鉱物が含まれているのが特徴です。
車に付着したままにしていると、傷やシミの原因になってしまうことも。
また、雨に濡れると黄砂が固まって車にこびりついてしまうので、注意しましょう。

花粉の飛散はいつから始まる?

スギ花粉の飛散は、例年2月ころから始まります。
スギ花粉は例年2月~4月ころ、ヒノキ花粉は3月~4月ころ、ブタクサの花粉は8月~10月ころがピークです。
特に、2月から4月にかけてはスギやヒノキの花粉が大量に飛ぶので、アレルギー症状が出るという方も多いのではないでしょうか。
太陽の周りに虹色の環が見える日は、多くの花粉が飛散している可能性があります。
この現象は「花粉光環」と呼ばれていて、花粉の飛散が多い日によく見られる現象です。
大量の花粉は車にも悪影響を及ぼすので、「花粉光環」が見える日は注意しましょう。

日本気象協会のサイトでは、黄砂や花粉の飛散情報を確認できます。
こちらもぜひ、参考にしてみてください。

車についた花粉と黄砂はどう見分ける?

車についた汚れが花粉なのか黄砂なのか見分けたい時は、どのようにすれば良いのでしょうか。
どちらも見た目はうっすら黄色く見えますが、触った時の質感が違います。
花粉は水分を含むとペクチンという成分が発生するため、ベタベタするのが特徴です。
一方、黄砂は鉱物を含んでいるので触るとザラザラとした感触。
このザラザラが車を傷つける原因にもなるので、そのままタオルなどで拭き取らないようにしましょう。
3月~4月にかけては花粉と黄砂が大量に飛散するので、どちらも入り混じっている可能性があります。

02 車についた花粉や黄砂汚れを放置した場合の悪影響

2月から4月ころは花粉・黄砂ともに飛散のピークを迎えます。
この時期に屋外駐車をしたあと、車にうっすらと粉のようなものが付着していたら、花粉や黄砂かもしれません。
花粉は、雨や夜露などの水分と結合すると粘着性を持ち、再び乾燥すると固まってこびりついてしまいます。
この花粉から溶け出した粘着質のベタベタしている成分は、「ペクチン」と呼ばれています。
ペクチンをそのままにしておくと、車の塗装面を侵食してしまうことも……!
ボディの腐食などにもつながってしまうため、注意が必要です。

黄砂には石英や長石などの鉱物が含まれているため、車に付着したまま擦ると傷の原因になってしまいます。
また、黄砂も雨に濡れて乾くと落としにくくなり、放置した結果シミになってしまうケースも少なくありません。
花粉や黄砂汚れはどちらもシミの原因となってしまうので、付着したら雨が降る前に除去することをおすすめします。

03 車に付着した花粉や黄砂の洗車方法

花粉や黄砂は高圧洗浄機で洗い流す

車に花粉や黄砂が付着してしまったら、なるべく早く高圧洗浄機で洗い流しましょう。
高圧洗浄機は、コイン洗車場などで気軽に利用できます。
値段も約5分で300円程度と、それほど高くはありません。

車についた花粉にはお湯がおすすめ

車に花粉汚れがこびりついてしまった時は、お湯を使うと効果的です。
花粉に含まれるペクチンは60℃から80℃の温度で分解されるので、お湯を使うとキレイに洗い流すことができます。
45℃くらいのお湯でもかなり落としやすくなるので、ぜひ試してみてください!

いきなり洗車機にかけるのはNG

花粉や黄砂で汚れた車をそのまま洗車機にかけると、汚れ具合によっては傷がついてしまうこともあるので注意しましょう。
固まった花粉や黄砂に含まれる鉱物などがブラシにつくと、細かな傷の原因になってしまいます。
洗車機に入れる前に、高圧洗浄機やホースの水などで一度汚れを落としましょう。
また、ブラシを使わないノンブラシ洗車機の利用もおすすめですよ。

04 花粉や黄砂による車の汚れを予防するには?

車にカバーをかける

車にカバーをかけておくと、駐車中に降り注ぐ花粉や黄砂の付着を防ぐことができます。
屋根付きの駐車場を用意するよりも手軽にできる方法なので、おすすめです。
しかし、駐車するたびにカバーをかけたり外したりする必要があるため、手間がかかってしまいます。
毎日車を使う方は、カバーをかけるのが面倒になってしまう可能性もあるでしょう。

コーティングする

コーティングを施した車は、花粉や黄砂汚れがつきにくくなります。
コーティングは、車の塗装面のうえに薄い皮膜を形成し、汚れから車を守ってくれる優れもの!
また、花粉や黄砂などの汚れが付着しても落としやすくなるので、お手入れも楽になるでしょう。
いちいちカバーをかける手間もありません。
コーティングの種類によって金額は異なりますが、洗車機で行うコーティングなら手軽なうえに比較的安価なのでおすすめです。

こまめな洗車を心がける

こまめな洗車を心がけることも大切です。
コーティングをしたり、カバーをかけたりしても、走行中などにどうしても黄砂や花粉は付着してしまいます。
汚れがついたら、水分に触れて固まってしまう前に洗い流すのがベスト!
高圧洗浄機などでこまめに汚れを落としましょう。

05 花粉・黄砂飛来時期の洗車頻度やタイミングは?

花粉や黄砂汚れは、付着してから時間が経過するほど車へのダメージが大きくなってしまいます。
2月から4月ころの花粉・黄砂の飛来時期には、できれば洗車頻度を1週間に1度ぐらいにするのが理想的です。
花粉・黄砂汚れを見つけたら、その時点ですぐに洗車をするようにしましょう。
雨が降ってペクチンが発生したり、黄砂が固まってしまったりする前のタイミングで洗車するのがおすすめです。
洗車機に入れる前に、水をかけて予洗いすることも忘れずに!

06 花粉・黄砂の飛来する春はこまめな洗車がおすすめ

花粉や黄砂が飛来する春の時期には、こまめな洗車を心がけることが愛車を長持ちさせるコツです。
洗車機に入れる前には、高圧洗浄機で花粉や黄砂を洗い流すと傷がつきにくくなります。
洗車機の利用回数が増える春先は、洗い放題の洗車機サブスクがおすすめ!
洗車頻度が高いほどお得になるので、この機会に試してみてはいかがでしょうか。

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