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COLUMN

何が違う?洗車機洗車メニューの内容と選び方

2021.09.01

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料金を支払えば、あっという間に手早く愛車をキレイにできるセルフ洗車機。
そんなセルフ洗車機には名称や設定金額が店舗によって若干変わりますが、いくつかの洗車コースがラインナップされています。
そして、ユーザーはいくつかある洗車メニューの中から1つを選択する訳ですが、それぞれの内容や効果について詳しく知らないまま、漠然とコースを決めている方も多いのではないでしょうか。
という訳で今回は、セルフ洗車機にラインナップされている洗車コースの「違い」を整理した後、どのように洗車コースを選べばよいのかについて解説いたします。

01 セルフ洗車機に用意されているコースは大きく4種類

まずは、一般的なセルフ洗車機の各メニューについて、その作業内容や効果の違いを説明しておきましょう。

水洗い洗車

洗車機のあちこちに設置されたノズルから噴射される大量の水と、機種によって素材の異なる回転ブラシでボディに付いた砂や泥などの汚れを洗い流し、その後「ブロアー」と呼ばれる高圧送風機で余計な水分を吹き飛ばす洗車メニューです。
最も簡易的な洗車メニューで所要時間が3~5分と早く、価格設定も300円程度が相場とリーズナブルですが、水に溶けにくい油脂系の汚れはあまり落ちません。

シャンプー洗車

作業工程は前出の水洗い洗車とほぼ同じですが、こちらは水だけではなく同時に親油性の界面活性剤(カーシャンプー)を使用するため、砂や泥はもちろん油脂系の汚れもある程度落とすことができます。
価格は300~500円と水洗い洗車より若干上がりものの、所用時間はほとんど変わりませんし、仕上げのブローもしっかりかけてくれます。

ワックス洗車

シャンプー洗車でボディに付いた油脂性を含む汚れを取り除いたのち、油性の洗車機専用ワックス剤を全体に振りかける洗車コースです。
油が水をはじく性質を利用し、ボディーに新たな汚れが付くのを防いだり、光沢を出す効果がありますが、効果の持続時間は良くて1週間から10日程度。
一般的に700~1,000円程度の価格設定で、作業時間も2~3分程度伸びるだけとコスパは悪くありませんが、半練り上の手掛けワックスなどと比較した場合、ボディ保護効果の持続時間・光沢共にかなり劣ります。

一方、何度も繰り返しワックス洗車を繰り返していると、ボディに塗布された被膜が厚くなり、汚れの再付着を予防する効果が増し、光沢も出てくるのでおすすめです。

撥水洗車

シャンプー洗車ののち、ワックス剤より撥水性・耐汚性・光沢共に優れた、シリコン樹脂系のコーティング剤をボディに塗布する洗車コースで、店舗や洗車機メーカーによって名称や効果の持続時間が違います。
所要時間は長くて10分程度、1,200~1,500円程度が相場で、洗車後の天候や車体の管理状態によっては3~4週間効果は持続しますが、使い方を誤るとその分発生するデメリットも大きいので注意が必要です。

なお、撥水洗車もワックス洗車と同じように、繰り返し施工することで「重ね塗り効果」を期待できます。

02 最近ではガラスコーティング系も登場!

前出の撥水洗車を行った後、ガラス系分子のコーティング剤を塗布する、現時点で撥水性・耐候性・防汚性・光沢全てにおいて最高峰の洗車メニューで、価格設定も概ね2,000円以上と決して安くありません。
ワックス剤やシリコン樹脂系のコーティング剤より硬度が高く、磨き抜かれた鏡面のような輝きとボディの保護効果が数か月持続するため、新車のような状態を長くキープしたい方におすすめです。
しかし、ガラスコーティングコースを備えているセルフ洗車機はまだそれほど多くありませんし、ワックス・撥水コースと同様、効果の持続時間は施工後の保管方法によって変わってきます。

03 コース選びのポイントは洗車頻度と天候(季節)

ここまで各洗車コースの内容と効果を整理しましたが、毎日の通勤・通学やショッピング、アウトドアやレジャーなど、クルマの用途と付き合い方が人それぞれ違うように、どの洗車コースを選ぶかは、正直オーナーの考え方次第です。
しかし、洗車頻度や天候によって、選ぶべき洗車コースは変わってくるので、この項では長年お客様の愛車をメンテンスしてきた元プロの経験から、「こんな時はこのコースがおすすめ!」というコース選びのポイントを伝授いたします。

04 水洗い&シャンプー洗車がおすすめのケース

水洗い洗車とシャンプー洗車は、コスパが良く所要時間が短くて済む半面、汚れの再付着を防ぐ効果や撥水効果は望めませんし、ボディに光沢を出すこともできません。
とはいえ、同じ洗車機を使っている場合、ブラシによる洗浄効果はワックス洗車や撥水洗車とほぼ変わらないため、黄砂や泥汚れだけの時は水洗い洗車を、油脂系の汚れも付いているようならシャンプー洗車をしておけば、十分車はきれいになります。
ですので、とにかく車に付いた汚れを落としたい時や、ワックスやコーティング剤のギラついた光沢が好みでない時は、付いている汚れの種類に応じ、水洗いかシャンプー洗車を選んだほうが経済的です。
また、手掛けでワックスやコーティングを自分でやっている方の場合、施工前の予備洗車として、セルフ洗車機の水洗い&シャンプー洗車を利用するのも手、特に暑い夏場は労力を大幅に減らせるのでおすすめです。

05 面倒くさがりさんはかえってワックス洗車&撥水洗車の方がイイかも

車はきれいな方がいいに決まってるけど、しょっちゅう洗車するのは面倒だし、自分でワックスやコーティングをするのは大変、という方はセルフ洗車機のワックス洗車や撥水洗車を活用してみましょう。
手掛けほどではありませんが、汚れの再付着を防ぐ効果を期待できるため、水洗い&シャンプー洗車だけよりきれいな状態が長続きしますし、付いてしまった汚れも落ちやすくなるので、以降の管理が幾分楽になります。
また、雨が続く季節などは屋根付きガレージでもない限り、なかなか自宅でワックスをかけるわけにもいきませんが、そんなときのサポートとしてセルフ洗車機のワックス・撥水コースを利用するのもアリです。

06 手掛けワックス&コーティングの後は洗車機を使うべきではない?

ネット上では、手掛けワックスやコーティングをした車を洗車機で洗うと、塗布面が傷ついて保護効果が落ちたり、光沢が無くなったりするのでやめておくべき、という書き込みをよく見かけます。
元プロの立場から結論を言うとまさしく「その通り」、ワックスやコーティングの塗布面は非常にもろく薄いため、素材が何であれセルフ洗車機の回転ブラシで細かい傷が入り、効果や光沢が減退してしまうため、できる限り「手洗い」で洗車すべきです。

一方、セルフ洗車機のワックスやコーティング剤は、ブラシやシャンプーで剥がれた塗布面の上から「重ね塗り」することを前提に開発されているため、わざわざ手洗いしなくとも効果が減退するどころか、繰り返すたびに保護効果や光沢が増していきます。

07 まとめ

今回は、主だったセルフ洗車機の洗車メニューとその効果、コース選びのポイントについて解説しましたが、最近の洗車機には下部洗浄やタイヤ洗浄、高圧ジェット洗浄などのオプションが用意されていることもあります。
洗車場やガソリンスタンドによって機種もちろん、価格設定やカーシャンプー・コーティング剤の成分・効能などが微妙に違うので、色々なセルフ洗車機とメニューを試し、愛車にピッタリのメンテナンスを見つけ出してください。

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